四万十川は冬になると静かになる…と思ったら大間違いなんです。
四万十川の鮎(あゆ)といえば、夏の火振りなんかが有名なのですが、意外と知られていないのが冬の落鮎。
落鮎というのは、夏に川を上っていった鮎たちが産卵を終えて(もしくは産卵のために)下流へと下ってきます。
その鮎を落鮎といい、四万十川の下流域の旧中村市では釣ったり網でとったりします。
実は、鮎を食べる時期は下流域と上・中流域では違うんです。
食べ方も違います。
上・中流域は夏の火振りでとった鮎を塩焼きに。
下流域は落鮎を塩煮。
川の場所によって食べる方法まで違う。
それが、四万十川が196kmもある所以なんです。
にしても、えい天気だな。