壊れない作業道withRIVERの冬の仕事。山仕事もだいぶ進んできました。

今は、去年つけた作業道の整備と拡張工事など「道直し」を行っております。

基本的にはユンボ(バックホー)3tを使って道を直していきます。

やはり、道の大敵は

ズバリ、水!

雨が多い高知県では、どんな場所でも強い雨が降ります。

山ならなおさら、風と強い雨が降り、降り続いた雨は水の通り道を作って作業道を壊してくれます。

そのために大事なのが、水切り。

水切りは、ゴム板などを使って作ったりしますが、私たちはくぼみをユンボのバケットで作って水を自然に排水できるようにします。

その方が、お財布にも優しいので。

さてさて、何で道を直すのっていう疑問もあると思います。

実は林業をするにあたって作業道をつけるメリットは沢山あります!!

まず、道がつくと作業効率が格段にアップ!!

その理由としては、道を軽トラなど4WDの車両で移動。

そうすると、チェンソーなど重い荷物を持っての移動がなくなります。

軽トラに乗ってブーンです。

作業にもすぐ移れます。

他にも、木材の搬出や木材の造材なども斜面ではなくて平坦な作業道で行うことで、直材や曲材の判別、玉切りなどの作業が容易となってきます。

良いことだらけ!

ただし、作業道をつけるということは、支障木を伐らなくてはなりません。

そのため、先行伐採などで木を切りすぎてしまうということもしばしば…

木を切りすぎてしまうと…

風倒木(強い風で寄りかかる気がないと倒れてしまう。)などの心配があります。

なので作業道をつける時もギリギリまで木を伐らずに残してあげるようにしています。

壊れない作業道

1年くらい経つと、雨で土は洗い流されてこんな感じに石がゴロゴロ露出してきます。

よーく見ると水の通った後のような筋も見ることができます。

写真ではよくわかりづらいですが、少し盛り上がりをつけて道の路肩の方へと排水できるようにしています。

日々、違う道の状態を見ながらいろいろな工夫をしながら日々、作業を行っております。

また、山での昼飯が最高に美味しいんです。

おにぎりとか、もう最高!!笑

こんな感じで、夏は川で、冬は山で仕事をしております。

自然って偉大っす。

夕日が沈む四万十川