もうすぐ、10月。

withRIVERの川のアクティビティであるSUP(スタンドアップパドル)とカヌーの受付はとりあえず、10月いっぱいで終了となります。

夏期は観光業×冬季は林業

withRIVERの仕事はこれから林業へとシフトしていきます。

山は海の恋人という言葉がありますが、川にとって山はとっても大切です。

四万十川沿いの山ですが特に植林が多く、ヒノキ・スギの針葉樹がたくさんあります。

今から30年〜70年前に植えられたものが、収穫期を迎えています。

自分たちにとって、おばあちゃん・おじいちゃんの年代の方々が大事に植えて育ててくれました。

山が元気なら川が元気。

私たちがやっている山は今でだいたい45年生のヒノキ林です。

7haほどの山の管理をさせていただいています。

3年間かけて、1haあたり300mの高密作業道を入れてきました。

今年で作業道の施工も最後。徐々に間伐作業を行っていく予定です。

これからもSUPとカヌーのガイドツアーも行っていきますが、ちょっと休憩して山へ行ってきます♪

夏はパドルを片手に、冬はチェンソーを片手に♪

四万十川というフィールドで働いているからこそ、山へ行くにはとっても意味があるんです。

川に流れてくる水を作っている山が元気で養分をたくさん含んだ水を川に供給できれば、

魚が戻ってくる!

今年は特に川漁師のおんちゃんから聞く言葉、

『アイ*がおらん。』(*アイ…四万十では鮎あゆをアイと呼びます。)

その鮎が今年はいないというのです。

そして、同じくおんちゃんたちが言うのが、

『山がいかんなった。』

山が荒れているという。

そんな言葉を日々聞きます。

最初は、なんとなく山に行けばお金になる。

と簡単に考えていましたが、今はちょっと変わって。

山に行けば、生活もできるし川もよくなって環境も変化してくる。

とお思い始めました。

山を始めていろんなことがうまく回り始めています。